すべてのものは固有の振動を持っています。
そしてその振動は数に変換することができます。
そのため、数は個体の情報を内包しています。
ヴェーダでは数と振動を通して宇宙を読み解くことができる
ということから、宇宙は音楽（振動）であるとされます。
ヴェーダでは森羅万象は九つの数字に集約できるとされます。

そして、この九つの数字は九つの惑星と九つの宝石に
対応しています。

惑星と宝石の関係についてすこしお話します。
大宇宙の根本的なエネルギーは、
地球を取り巻く惑星を通して、
それぞれ独自の波長をもつエネルギーとして
地球上に降り注いでいます。
そのエネルギーが地球上に生命力を与えています。
そして、宝石は数千万年から数億年もの歳月をかけて、
宇宙から降り注ぐエネルギーと地球のマグマのエネルギー
によって結晶化したものです。

地球規模を超えて宇宙規模でみると、
宝石も動物や植物と同じ生命体であると
とらえることができます。

このことからも

宝石から発せられるエネルギーが
惑星から発せられるエネルギーと
同じものであるといえるのです。

人は自分の人生の目的を達成するためにふさわしい日を
選んで生まれてくるといわれています。

つまり、九つの数字に変換される生年月日を自ら選択して、
その数字に対応した惑星のエネルギーを享受し影響を受けるため
主体的に選択して生まれてくるというのです。

生年月日から人生のテーマを読み解くと言った場合、
どうしても運命や支配星といったことを連想されることが
あるかと思います。
しかし、惑星数智学の考え方は
あくまでも自らがその数字や惑星のエネルギーを
選択しているということをここで強調しておきたいと思います。

運命や支配星といった言葉には
自分ではない別の存在から与えられた、
または運命づけられた固定的な変えることができないもの
といったイメージがあるかとおもいます。
惑星数智学の本質をできるだけ誤解のないようにお伝えするため
おことわりしておきます。

では、九つの惑星についてみていきましょう。
ここでお話する惑星は現代の天文学の定義による
惑星ではありません。
宇宙空間に放射されているエネルギー体を概念的に
示しています。

宇宙の九つのエネルギー体についた
名称であるととらえてください。

九つの惑星は、
太陽、月、火星、水星、木星、金星、土星、ラーフ、ケートゥです。


次の表が九つの数字、九つの惑星、九つの宝石の対応表です。

数字は生年月日から導かれる数字でご説明した
みなさんそれぞれの生年月日から導き出した
本質数（人生全般）と運命数（35歳前後～影響強）
をあてはめてください。

惑星宝石学で求められる宝石の品質は、装飾品としての宝石の品質とは異なります。惑星宝石学ではその石が発する色彩的特徴を最も重視しています。対応表にも示されている宝石のほとんどが希少で大変高価なものです。やむをえず低品質の発色の悪い宝石を使用するよりもそれぞれの宝石に近い鮮やかな色彩の光を発する宝石を代用として用いる方が効果的であるとも言えます。必ずしも希少で高価な宝石が効果を発するとは限らないのです。また、惑星宝石学における宝石はなるべくカット以外の人口処理がほどこされていない天然のものであることが求められます。GEM HEALINGでは、皆さまに惑星宝石学の色彩的特徴を持つお求めいただきやすいヒーリングジュエリーをお届けするため、厳選した天然代用石を用いたジュエリーを制作してまいります。

人はそれぞれ運命数や本質数に対応した
惑星のエネルギーの影響を受けて生きていますが、
上手にそのエネルギーを取り込めなかったり、
または過剰に取り込みすぎているということもあります。
人生に影響を与え続ける惑星のエネルギーを
正しく受け取ることができれば
より質の高い人生を、
より自分の本質やテーマにそって生きることができます。

エネルギーを正しく受け取る方法は、
ヨーガや瞑想によって心身を強化したり、
ヤッギャと呼ばれる儀式などもあります。
でも、一番わたしたちが簡単に効果的に
そのエネルギーを享受できる方法は
宝石を使用することです。
宝石を装飾品として身につけることや
心身のアンバランスを修正するための
宝石療法があります。
特に装飾品として身につけることは、
いつも自分の本質やテーマにそって
生きるということを意識的に強化することにもなります。

惑星宝石学で理想とされるのは、

宝石を通過した太陽光線が肌に触れるように

身につけることです。

そのようにして、常に宝石が発する光やエネルギーを

受け取ることができるのです。

自ら選択した惑星のエネルギーを享受することが、
より自分らしく生きることをサポートしてくれることでしょう。